5月23日ついに発売となったペーパーマリオRPG。
本作は約20年前の2004年に発売された、ゲームキューブ・ペーパーマリオRPGのリメイク版となっている。
この作品が今回どんな仕上がりになっているのか、詳しくみていこう。
紙の大冒険
冒険の舞台
冒険の始まり
街も、森も、住民も、全てが紙の世界。
その舞台でペラペラなマリオが紙でできた体を駆使し、道を切り開いていく物語。
ある日、マリオの元に届いたピーチ姫からの手紙。そこには宝の地図が。
伝説の宝と行方知れずとなったピーチ姫を探すため、マリオの冒険の旅が始まる。
過去作との違い
過去作との変更点はこの3点。
- コイン枚数が999を超える
- アイテム所持数が10→15になった
- 隠しボス追加
- グラフィックが超強化
- なかまリングの追加
- 青ドカンの仕様変更
1、コイン枚数が999を超える
コインを金塊に交換するシステムがあるのですが、このコインが溢れてしまう前に交換するのがとてもめんどうでした。原作ではすぐに溢れてめんどうだった…
2、アイテム所持数が10→15になった
こちらもゲーム内アイテムの上限に関する変更点です。こちらも原作では頻繁にアイテムが溢れてしまっていたので、ちょっとだけうれしい変更点ですね。
3、隠しボス追加
リメイク版では原作にはいなかった隠しボスがいます。こちらはネタバレになるので、詳細は控えさせていただきます。
4、グラフィックが超強化
原作のゲームキューブ版とは比べ物にならないほど画質がよくなっています。こちらについては後ほど詳しく解説します。
5、なかまリングの追加
原作では、毎回メニューを開いて仲間を変更していましたが、なかまリングの追加で仲間を素早く変更できるようになっています。謎解きなどの時に頻繁に変えるので、これは嬉しい変更点。
6、青ドカンの仕様変更
原作では、4個だった地下通路の青ドカン(いわゆるショートカットポイント)が7個に追加。これもほんとうにうれしいポイント。
戦闘システム
フィールド上にいる敵とぶつかるとバトル開始
なんとバトルの会場は劇場!!
タイミングよくボタンを押すことで、大ダメージを出すこともできます。
他にも連打などが存在し、アクションコマンドの入力が成功すれば、技の効果が上がったり、観客の数が増えたりするようです。
バトルは、ターン制のコマンド式でジャンプ・ハンマーなどを使って戦うシステムとなっています。
観客からもらえるパワーを使って、スペシャル技なんてものも存在し、とてもたのしいものになっています。
グラフィック超強化
グラフィックは前作とは比べ物にならないほど強化されています。
まとめると、
- 背景が立体的になった
- キャラクターに影が追加された
- 明暗が強調された
- キャラクターの後ろ姿が追加
背景が立体的になり、地面などの光と影の表現も強化されている。
また、原作には無かったキャラクターの後ろ姿が追加され、こちらもゲームへの没入感を上げてくれている。
BGMがフルアレンジ
リメイク版では、明らかにBGMが作り直されていて、戦闘中のBGMに至ってはワールドごとによって変化し、アレンジだけでなく、メロディそのものが変わるところもあった。
音楽に関しては、入っているように見える。
注意点もあり
最後に一つだけ注意点があります。
本作ではグラフィックが向上したこともあり、フレームレートが原作の60fpsの半分である30fpsに落ちてしまっています。
このことから原作にはあった、画面のヌルヌル感、滑らかさを知っている人、また普段PCやPS4で高フレッシュレートで遊んでいる人にとっては少し物足りないと感じるかもしれません。
ただ前作のオリガミキングや、Switchの名作 ゼルダの伝説 ティアキンなども30fpsですし、別にプレイ中、カクついたりなんてことも無かったので、十分満足できるものになっています。
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